2016年3月号

人きらっとひかる

「小松姫」になりきって
松代の魅力をお伝えします

平田 唯さん
牧野 真弓さん

松代観光親善大使 小松姫

 1月の放送スタート以来、大きな話題を呼んでいるNHK大河ドラマ「真田丸」。主人公・真田信繁(幸村)の兄・信之(信幸)を初代に、明治時代まで続いた真田十万石の城下町、松代も大きな盛り上がりを見せています。それをサポートするのが、2人の松代観光親善大使、平田唯さんと牧野真弓さんです。信之の正室「小松姫」のイメージをまとい、2人の小松姫が発信する現代松代の魅力とは。

歴史に名を残す小松姫として
松代の観光に一役

 今年のNHK大河ドラマは信州発祥の真田氏が主人公とあって、県内各地でさまざまな関連イベントが企画されています。江戸時代以降、真田氏が10代にわたって藩主として治めた松代に早くも全国から多くの観光客が訪れ、真田氏ゆかりの史跡や博物館をめぐる姿が見られます。
 その松代で初の観光親善大使を務めているのが、平田唯さんと牧野真弓さん。真田信之(信幸)の正室「小松姫」をイメージした和装姿でプレス発表やイベントに臨み、注目を集めています。
 上田城で徳川方に2度までも勝利し、大阪(当時は大坂)の陣では東西に分かれて戦う道を選んだ真田家が、徳川臣下として長く生き残ることができたのは、良妻賢母として家を支えた小松姫の存在によるところが大きかったと伝えられます。昨年、親善大使に応募するにあたり、
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大河ドラマに関連した特別企画展「戦国の絆」開催の真田宝物館で、真田氏ゆかりの歴史の町・松代をPR。企画展は平成28年12月12日まで開催(祝日を除く火曜日休館)

初めてその存在に注目したという2人ですが、11月のお披露目以来、数々の場面で活動し、すっかり「小松姫」が板についた様子。凜とした立ち居振る舞いが、あでやかさに加え、聡明さと潔さを感じさせます。

得意分野を生かし
松代の多彩な魅力をアピール

 現在長野市内の企業に勤める平田さんは地元松代で育った、大のふるさとびいき。歴史の街並みをはじめ文化財や史跡が数多くあり、いたるところでボランティア精神旺盛な人々が迎えてくれる松代を、自信を持って紹介したいと、意気込みを語ります。Facebookの発信にも力を入れ、松代ファンづくりに尽力。中でも平田さんがおすすめの味を紹介する記事は、全国的な注目も高いようです。
 一方の牧野さんは、愛知県小牧市出身。家族で何度か旅行に訪れたこの地に魅了され、地域おこし協力隊員となりました。松代への永住も視野に入れ、農業に携わるほか、知られざる地域の魅力の掘り起こしに町中を歩き回り、松代の人々の中にすっかり溶け込んでいます。留学経験や得意な英語を生かし、海外へのアピールにも積極的に取り組んでいます。
 2人とも愛着ある松代をより多くの人に知ってもらい、足を運んで魅力を体感してもらうのが願い。小松姫になりきって、自らも楽しみながらPR活動を展開しています。

9代藩主・幸教が、義母・貞松院(8代藩主夫人)の居宅として建築した真田邸(文化財)のイベントで、お茶のお点前と琴の演奏を披露する2人の小松姫。存在感あるアピールが大好評
9代藩主・幸教が、義母・貞松院(8代藩主夫人)の居宅として建築した真田邸(文化財)のイベントで、お茶のお点前と琴の演奏を披露する2人の小松姫。存在感あるアピールが大好評

ドラマを機に
繰り返し来たくなる町へ

 沼田市、大阪市、九度山町など、真田氏ゆかりの地は各地にあります。また、金沢市、富山市、静岡市など長野市と集客プロモーションパートナー都市提携を結んでいます。
 「2人でそうした地域をめぐって、ぜひ松代をアピールしたいんです」と、声をそろえる2人の小松姫。「ドラマがきっかけで松代に興味を持ち、訪れてくださる方々が、その後もまた来たい、何度も来たいと思ってくださるきっかけになれたら幸いです」。その活動は、活気あるまちづくりの一助になるものと大きな期待を集めています。
 

  2016年のNHK大河ドラマ「真田丸」の放送に合わせ、松代町の住民や商工関係者らでつくる松代観光推進機構が地元のPR役として委嘱した松代観光親善大使。平田さんは地元松代在住のOL、牧野さんは愛知県小牧市出身で2015年6月から長野市の採用で地域おこし協力隊員として活動中。真田信之(幸村の兄で松代藩初代藩主)の正室「小松姫」のイメージで、観光イベントなどに登場し、魅力ある松代を発信している。

信州松代観光情報 http://www.matsushiro-year.jp/
小松姫(松代観光親善大使)、信州松代地域おこし協力隊のFacebookもチェック


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