2017年3月号

人きらっとひかる

7年ぶりの「信州DC」を
より活気ある長野市にする契機に

丸山 継雄さん
JR東日本  長野駅長

 今年7月から9月に行われる信州デスティネーションキャンペーン(信州DC)。昨年のプレキャンペーンを経て、いよいよ本番が近づきつつあります。全国からのお客さまを迎える玄関口にあたるJR長野駅も準備に余念がありません。駅長の丸山継雄さんは長野市内外を自ら飛び回り、「地域の未来につながるDC」を呼びかけています。

「アルクマの父」が
再び長野で迎える信州DC

首都圏はもちろん関西、北陸方面から信州を訪れる方々にとっても玄関口となる長野駅の新幹線改札口
 長野県とJRグループが協力して展開し、全国に長野県の「魅力」を発信する大型観光キャンペーン「信州デスティネーションキャンペーン(信州DC)」が、今年7月から9月に開催されます。7年ぶりの開催となる今回のキャッチフレーズは「世界級リゾートへ、ようこそ。山の信州」。世界水準の山岳高原観光地を推進する長野県に、全国から多くの観光客を受け入れ、魅力を満喫してもらうとともに、地域自ら観光資源やおもてなしに磨きをかけ、活性化を図っていく取り組みです。
 「一過性のイベントではなく、地域の財産を築いていくための千載一遇のチャンスです」と、精力的にキャンペーン準備を進めているのが、JR長野駅長の丸山継雄さんです。
 丸山駅長は松本駅長を経て2015年に長野駅長に就任。北陸新幹線金沢延伸とそれに伴う駅舎リニューアル、そして昨年のNHK大河ドラマ「真田丸」などによる観光気運の盛り上げに尽力してきました。
 加えて2010年秋に行われた前回の信州DCを、長野支社の販売促進課長として推進してきた実績の持ち主。長野県の観光PRキャラクターとしてすっかりおなじみになった「アルクマ」を誕生させた“アルクマの父”でもあります。
 「今回は地域の皆さまと一緒におもてなしを提供する立場。長野駅長として列車や駅をストレスなくご利用いただけるようにするのはもちろん、地域が一体となって観光のお客さまを迎え入れる仕組みを整えていく過程で、水先案内人的な役割を果たすべく全力を尽くします」。
 

地域の皆さまと手を携え、DCを
未来につなぐ財産創造の機会に

 今回の信州DCを前に、長野市、長野商工会議所、ながの観光コンベンションビューロー、そしてJR長野支社は手を携え、話し合いを重ねるとともに、駅から善光寺まで街あるきを楽しめるイベントづくりへの取り組みを進めてきました。
 一昨年、善光寺御開帳で多くの観光客を迎え入れた経験を生かしながら、よりインパクトのある展開にしていくため、昨夏のプレキャンペーンでも市街地の商店や観光施設が一体となった回遊イベントを実施。本番の今夏に向け、打ち合わせや準備はますます熱を帯びています。
 「何年かに一度しか実施できないDCをきっかけに、地域の皆さまが結束し、未来につないでいこうと、観光資源の磨き上げや地域イベントの開催、お客さまへの心からのおもてなしなど、従来以上に必死に取り組めば、DC自体の経済波及効果も高まり、DC後の観光展開も目に見えて広がっていくはずです」。
 駅業務のかたわら、積極的に打ち合わせや商店街への説明に赴き、地域のDCへの盛り上げを後押しし続けている丸山駅長。「DCは、観光に訪れる方々のためだけでなく、住んでいる皆さまがこの地の魅力を再発見し、自信と愛着をはぐくむ機会でもあるのです」と、力を込めます。
 

駅から、街から
「また来たくなる長野」を発信

長野駅ホームで出発を待つ北陸新幹線W7系車両「かがやき」
 JR長野駅は、長野市の玄関口であると同時に、信州の玄関口としても大きな役割を担っています。
 「安全・安定が確保された質の高い輸送サービスをベースに、こまやかな人的サービスをプラスして、すべての方々が笑顔でご利用になれる駅を心がけています」と、丸山駅長。
 列車に乗っても、駅で過ごしても、駅から街に出ても、楽しく、心地よく、活気に満ちた「また来たくなる長野」の街。そんな魅力ある長野駅、そして長野、信州を発信し、より活気ある地域にしていく契機として、今夏のDCへの期待が高まります。

 

事業所名 東日本旅客鉄道株式会社長野支社(長野駅)
創  業 1987(昭和62)年4月
業務内容 東日本旅客鉄道株式会社長野支社は北陸新幹線(軽井沢駅〜飯山駅)ならびに中央本線(信濃境駅〜塩尻駅・岡谷駅〜辰野駅〜塩尻駅)、篠ノ井線(塩尻駅~篠ノ井駅)、大糸線(松本駅〜南小谷駅)、信越本線(篠ノ井駅〜長野駅)、飯山線(豊野駅~森宮野原駅)、小海線(甲斐小泉駅~小諸駅)を管轄している。長野駅舎は北陸新幹線長野駅〜金沢駅間延伸に伴い2015年春リニューアルした。
所 在 地 (長野駅)長野市栗田1038番地 TEL 026-224-6768

URL http://www.jreast.co.jp/nagano/

安曇野市出身。9歳から高校卒業まで長野市で育つ。国鉄入社、JR東日本社員となる。東京勤務を経て前回の信州DC(2010年10〜12月)時は長野支社販売促進課長として企画、プロモーション、広報、運営の最前線でキャンペーンを推進。キャラクター「アルクマ」を開発。その後、松本駅長を経て2015年6月第59代目長野駅長に就任。7年ぶりの信州DCを迎える準備に奔走中。


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