

奈良時代には上田に信濃国分寺が置かれ、碓氷峠が古来より信州の東の出入り口でした。「信州の鎌倉」塩田平には、国宝・重要文化財の古寺仏閣が数多く、鎌倉時代の塩田北条氏の栄華を偲ばせます。戦国の武将真田昌幸・幸村親子ゆかりの上田城や小諸城址・懐古園のロマンは、池波正太郎や島崎藤村の文学でも語り継がれています。佐久市臼田の龍岡城は日本に2つしかない五稜郭のひとつ。日本の道百選にも選ばれた海野宿や和田宿には、江戸時代の宿場の町並みが保存されています。
北に浅間山、南に八ヶ岳を望み、豊かな自然を満喫できるエリアでもあり、明治以来の国際避暑地・軽井沢をはじめ、八千穂高原、松原湖など、高原リゾート地が多くあります。ラグビー合宿で有名な菅平高原や、高山植物の宝庫として知られる湯の丸・高峰高原もこの地域です。澄んだ空気は宇宙観測にも適しており、臼田と野辺山には観測所が設置されています。
また、別所温泉や丸子温泉郷など、この地域の温泉は湯治場の歴史を持つ温泉が多いのも特徴です。





高い品質を誇る高原野菜などの農業や、恵まれた自然・文化資源を生かした観光産業、電気機械、一般機械、輸送用機械などの製造業がバランスよく立地し、最近はハイテク産業の集積も進み、ものづくりに厚みを増しています。
一方マルチメディアの理解を深めるため、上田市はマルチメディア情報センターを設置。企業誘致を主とした上田・佐久リサーチパークは先端技術産業や研究開発型企業が多数立地し、全国的にも注目を集めています。
また佐久市は、上信越自動車道佐久ICや長野新幹線佐久平駅の設置によって県の東の玄関口としての重要度を増し、新たな商業集積が進んでいます。